健康ドリンク

まな板のほうれん草

青汁はある一定以上の年齢の方であれば、テレビのCMで「まずい、もう一杯」というセリフが印象に残っている方も多いと思いますが、その頃から一般的に知られるようになりました。 ただ、青汁自体の歴史は非常に古いものであり、平安時代に書かれた日本最古の医学書である医心方の中で、植物の葉の汁が薬として民間療法で用いられていたようです。 現在のような形の青汁は第二次大戦後に登場しました。現在の日本の状態からはとても想像する事が出来ないですが、終戦後、間もなくは日本は食料不足が深刻であり、飢餓や病気で苦しんでいました。そんな状態を解消するために作られたのが青汁で、当時は野菜を手に入れるのにも苦労していたので、大根の葉などの比較的簡単に手に入るものが用いられていました。 その後は食料が豊かになってくると栄養バランスが考え直され、ケールを主体とした青汁が開発され、冒頭で述べたようなCMも登場しました。そして青汁は健康のために今でも愛飲されています。

日本は第二次大戦後には焼け野原となり、当時は食べるものも満足になかったせいか、その後の急速な経済成長と共に贅沢な暮らしをする人が増えました。それに伴って野菜を中心とした食生活から欧米のような肉中心の生活へとシフトしていきました。これは良い面もありますが悪い面もあり、野菜不足に陥り成人病(現在は生活習慣病)になる人が増えて問題となりました。 その後、バブルが弾けた頃からは、だんだんと食生活の見直しが訴えられるようになり、健康に関心が強い人が増えていくようになりました。ただ、以前よりは健康志向の人が増えているとはいえ、野菜不足である人が多いのは相変わらずであり、そんな人たちが手軽に野菜を補う事が出来るのが青汁です。高齢者の割合が増えてきており、今後も健康志向の人は増えていくと思われます。それに伴って青汁の人気も今よりも高くなると考えられます。